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David Zambon / ダヴィッド・ザンボン
南フランス・ニース出身。ニース管弦楽団チューバ奏者でありニース国立地方音楽院の教授でもあった父親のブルーノ・ザンボンより手ほどきを受け同音楽院に学ぶ。
その後ボルドー国立地方音楽院に入学、メルヴィン・カルバートソン氏に師事する。この頃ロジェ・ボボ氏のマスタークラスも受講。
1994年パリ国立高等音楽院に入学、チューバをフェルナン・ルロン氏に、即興学をアラン・サヴレ、ライナー・ボッシュ両氏に師事。1997年、同音楽院を1等賞で卒業し、教育学の第3課程に入学。1999年には難関と言われるフランス国家公務員教育資格であるCAを取得。そしてチューバの第3課程ではジャン・ムイエール(ヴィアノヴァ弦楽四重奏団第1ヴァイオリン)、ジルベール・オーダン(パリオペラ座管弦楽団バッソンソロ奏者)両氏に師事し、レパートリーをヴァイオリンやバスーンの作品まで広げる事を学ぶ。
パリ国立高等音楽院在学中の1998年にコンクール・アヴァン・セーヌに入賞。2000年には韓国の済州島国際チューバコンクールで第2位及び審査委員賞、チェコのブルノ国際コンクールで第2位を受賞する。
ソリストとしてはパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ、ニース管弦楽団、仏プロヴァンス・アルプ・コートダジュール管弦楽団等とジョン・ウィリアムズ、ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ、エドワード・グレグソンのコンチェルトなどを演奏。室内楽奏者としても仏国内外数々の音楽フェスティヴァルに招聘される。
2006年にエピネー・シュール・セーヌ市立音楽院長に任命される。2010年よりムードン県立地方音楽院の院長を務める傍ら、ヴェルサイユ国立地方音楽院で後進の育成にもあたっている。
またトリオ・イノーヴァのメンバーとしてパトリック・ジグマノフスキ(ピアノ)、ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーデオン)と共にフランス国内及び世界各地でのコンサート活動を行う。