BUFFET CRAMPON PRESENTS Vol.123

トマ・ルルー ミニリサイタル
テューバ界の国際的スター、若き天才による来日コンサート

日時
2018年4月12日(木)
19:00開演／18:30開場

出演
トマ・ルルー(テューバ)
中村真理 (ピアノ)　

プログラム
G.F. Haendel / Concerto for Oboe
A. Lebedjew / Konzert N°1
S. Rachmaninov / Vocalise
C. Saint-Saens / Mon cœur s’ouvre à ta voix
G. Bizet / Danse bohème
A. Piazzolla / Tango Etude N°3 (for solo tuba)
A. Piazzolla / Oblivion
E. Crespo / Escenas Latinas 1st and 4th mouvements
V. Monti / Czardas

会場
ビュッフェ・クランポン・ジャパン 多目的ホール ”Salle Pavillon d’Or”
〒135-0016 東京都江東区東陽4-8-17 (東京メトロ「東陽町」駅 徒歩3分)
地図：https://goo.gl/maps/6YqxE

入場料
￥2,500 (50席 ※先着順、全席自由)

チケット予約・お問い合わせ
株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン ショールーム
Tel. 03-5632-5728

出演者プロフィール
■ トマ・ルルー / Thomas Leleu (tuba)
トマ・ルルーは、フランスで最も権威あるクラシック音楽賞、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック・クラシックで最優秀器楽ソリスト賞に輝いた初のテューバ奏者。
彼は若い頃から“テューバ界の世界的若手スター”（フランスのラジオ局 Europe 1）という高い評価を受けてきた。そのたぐいまれな才能は同業者からも一目置かれ、若くして既に見事な実績を築いている。彼の手にかかれば、テューバの豊かで繊細かつ複雑な魅力が花開き、音域はどこまでも広がり、新たな息吹やみずみずしい若さを描き出す。トマ・ルルーは真の天才とヨーロッパの各誌から絶賛され、その驚くべき音楽性と軽快な指使いでテューバが持つ従来のイメージを覆す。彼の願いは、クラシック音楽と現代音楽の間にある壁を取り払うこと。スタイルにとらわれない自由なアプローチでコンサートの演奏に臨む、テューバの完璧な伝道師だ。
　1987年にフランスのリールで生まれたトマ・ルルーは父親からテューバの演奏を学び、その後フランソワ・テュイリエとフィリップ・ルグリに師事した。17歳でパリ国立高等音楽院（CNSM）に入学し、公開コンペティションで優勝。ジェラール・ビュッケとベルナール・ノーランテールのテューバクラス、そしてジェンス・マクマナマの室内楽クラスで学んだ。3年間の養成コースを優秀な成績で卒業し、テューバの最優秀賞も獲得。2006年にはドイツのデトモルト音楽大学に交換留学し、ハンス・ニッケル（ケルンWDR交響楽団の首席テューバ奏者）に師事した。
　トマ・ルルーはマルクノイキルヒェン（ドイツ）や済州（韓国）、ルクセンブルクをはじめ、世界各地のコンクールで入賞している。19歳からマルセイユ歌劇場管弦楽団の首席テューバ奏者を務めており、2014年2月20日には弱冠24歳にして、フランスで最も権威あるクラシック音楽賞、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック・クラシックの最優秀器楽ソリスト賞をベース･テューバ奏者として初めて獲得し、一躍脚光を浴びた。彼は数多くのオーケストラと共演し、ソリストとして、あるいは自ら率いるユニークで斬新なアンサンブル「トマ・ルルー六重奏団」（ベース･テューバと弦楽クインテット）として、フランス国内外のさまざまな音楽祭へ定期的に招待されている。トマはワールドミュージックやジャズ、現代音楽にも情熱を傾け、2016／2017シーズンはテューバ・フレンチ・タッチとマルセイユ市、マルセイユ・オペラ座との共同プロデュースで「ザ・テューバズ・トリップ」と題した公演を行った。

■ 中村真理 (pf)
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て、同大学大学院修士課程修了。フィナーレ・リグレ国際音楽コンクール(伊)第３位（１位なし）、さくらぴあ新人コンクール第１位さくらぴあ大賞受賞、マルクノイキルヒェン国際コンクール(独)優秀伴奏者としてディプロマ受賞。2007-2009年度 同大学管打楽器科非常勤講師、2002年より浜松国際管楽器アカデミーにて公式伴奏者を務める。現在室内楽や伴奏を中心に活動を行うとともに、諏訪山音楽学院で講師を務める等後進の指導にもあたっている。